用土の種類と粒度分類作業

小品盆栽の用土種類と粒度分別作業 ポイント
目的 鉢に植えた時、水はけが良く、水持ちが良い状態をつくるため 絶対条件です
1 代表的用土種類選定作業 -
・赤玉土 1~5ミリ位(小品盆栽用が便利) ・赤玉土 1~2ミリ位(芝芽土が便利) 硬質(袋に2本の線入り)を 硬質(同上)を
・桐生砂 1~5ミリ位(洗浄済み、分類済みが便利) -
・矢作砂 2~5ミリ位 砕石可
・鹿沼土 1~5ミリ位 硬質(袋表示を見て)を
・富士砂  -
・日向土  -
・炭(木炭、竹炭、消炭) 活性効果高い
2 粒度分別作業 -
・ゴロ土用  4~6ミリ位 -
・仕切り土用 2,5~4ミリ位 必要に応じて
・植え土用  1~2,5ミリ位 -
化粧土   1~1,5ミリ位 -
日苔、ビロード苔 乾燥して細かく粉砕
3 フルイ(1ミリ、2,5ミリ、4ミリの)を重ねて 最後に1ミリは再フルイ
4 洗浄後、乾燥させた用土を入れフルイ分ける 時々円運動させながら

図解及び理由

1、洗浄作業
 イ、ポリタンクに水をためる(出し続ける)
 ロ、用土袋の角を10cmほどカットして、ポリタンクに少しずつ入れる
 ハ、水面に浮いたゴミを流し出す
 ニ、洗浄した用土は、1mmのフルイ又はザルに入れる
 ホ、更に、上から散水する
 へ、乾燥させる
2、洗浄理由
 ゴミ、ミジン、用土に付着した粉塵の除去をして、植え替え後のミジン抜き作業を軽減。但し、植え替え後のミジン抜きは、水の濁りが無くなる迄行うがこの作業時間は半減する。

一言:良い小品盆栽は、良い土がつくる