その他実物アーカイブ

6月 小葉シロシタン 挿し木及び鉢上げ、再挿し木

1. 挿し木品鉢上げ

5月15日挿し木した小葉のシロシタン、発根状態も良く芽当りも非常に良いプチ盆裁素材としては、最適であるとい思います。
「超ミニ盆栽が盆裁の真髄」を理念とする浜松の盆裁仲間のことを考えると、挿し木をして分けてやらなくてはならない責任を感じさせる素材であります。
当初漠然と挿し木しましたのでベンチマークがありません。

06-08-01.jpg

2. 挿し木品分割

挿し木の中に上下の二箇所から発根しているものがありましたので、二分割して鉢上げしました。
樹高3cmの小枝の多い超ミニ盆栽、香丁花と同様な樹形、樹高が確保出来、更には、白い花が咲き、赤い実が成り長い間鑑賞することが出来る樹種です。

06-08-02.jpg

3. 再挿し木

5月31日小枝を採取し、09年再挿し木を実施しました。
ほぼ二週間で発根していましたにで、再々挿し木も可能ではないかと考えます楽しみです。
尚、小葉性と云いますと小葉モミジが在ります。この挿し木は、2月末、6月上旬,9月中旬の3回共可能です。
11月上旬の挿し木は、管理次第で対応出来ますが確実なのは2月末、6月上旬、9月中旬が無難です。

06-08-03.jpg

5月 老爺柿植替え(鉢上げ)及び根伏せ

1.素材

2年前、池之端のグリーンクラで求めた実の小さい老爺柿。
ヤゴ芽は出たら切除を繰り返し今の状態としたが、鉢から抜いて確認した範囲では、根は大きな期待は出来ないレベルである。
矢印の部分は、今年3月接木したが発芽しませんでしたので切除しました。

5月 老爺柿植替え(鉢上げ)及び根伏せ1

2.バラシ状態

芽の出てい部分及び根の部分で期待が出来る部分を切り分ける。
写真3の様にそれぞれ植えつける。
根伏せは、今年中に発芽せず次年度発芽するものがありますので考慮方。
尚根伏せに付いては、ビニール袋に密閉保管し、発芽後植え付けることも可能です。

5月 老爺柿植替え(鉢上げ)及び根伏せ2

3.鉢上げ

5月 老爺柿植替え(鉢上げ)及び根伏せ3

4.根伏せ状態

5月 老爺柿植替え(鉢上げ)及び根伏せ4

イボタ
分類 葉物類 実施時期(於:富士市)
植替 頻度 若木⇒2年  古木⇒3~4年 2月下旬~3月芽動き時 樹の固定 底根カット
根切除 2/3、走根は元で 1/3、走り根
使用土 赤玉8、桐生2 赤玉8、桐生2
使用鉢 仕立鉢、 鑑賞は色物鉢
鉢サイズ 模様木、直幹木⇒樹高と同程度、株立ちその他⇒樹形に適合させて
植位置 鉢の空き寸法は曲がり方向1,6、反対方向1、前後1:1、
植替後 防風対策
整姿 樹寸法 模様木⇒上下1:左右1,6直幹木⇒上下1:左右1,4比、 株立ち⇒上下1:左右2
針金 培養中⇒アルミ線、冬季避け 6月~7月
枝引き 培養中⇒アルミ線、 随時
芽掻き 挟み又はピンセットで 随時
芽摘み ある程度伸ばしてから ※早過ぎると再芽当たり少 5~7月
芽切り ある程度伸ばしてから 10月
葉刈り 可能 11月
葉透し 混んでいる部分を 随時
葉切り 太さ調整 随時
力枝 幹、枝の太さ調整 随時
呼接ぎ 経験なし
灌水 水かけ 表土が乾きかけたら 各自頻度設定
腰水 - -
葉水 好む 夕方
置場 日照好む、通風好む ※冬季保護 保護12~2月
肥料 中量 5~7月、9月
害虫・殺虫 油虫他 毎月、5月末と7月末の産卵、孵化時2週連続
2種類を交互に
病気・殺菌 特になし 同上
2種類を交互に
交配 不要であるが実の付く枝は間延びする -
増殖 実生 経験なし -
挿し木 古枝し ※推奨事項 3月芽吹き時
根伏せ 経験なし -
取り木 環状剥離 ※推奨事項 6月
接木 経験なし -
ガマズミ ※推奨樹種
分類 葉物類 実施時期(於:富士市)
植替 頻度 若木⇒2年  古木⇒3~4年 1~2月 樹の固定 底根カット
根切除 2/3、走根は元で 1/3、走り根
使用土 赤玉8、桐生2 赤玉8、桐生2
使用鉢 仕立鉢、 鑑賞は色物鉢
鉢サイズ 模様木、直幹木⇒樹高と同程度、株立ちその他⇒樹形に適合させて
植位置 鉢の空き寸法は流れ方向1,6、反対方向1、前後1:1、
植替後 防風対策
整姿 樹寸法 模様木⇒上下1:左右1,6直幹木⇒上下1:左右1,4比、 株立ち、懸崖⇒上下1:左右2
針金 培養中⇒アルミ線、 6月~7月
枝引き 培養中⇒アルミ線、 随時
芽掻き 挟み又はピンセットで 随時
芽摘み 挟み又はピンセットで 随時
芽切り 鋏で 随時
葉刈り 可能、但し花芽付かず 6月まで
葉透し 混んでいる部分を 随時
葉切り 太さ調整 ※重要作業 随時
力枝 幹、枝の太さ調整 随時
呼接ぎ 経験なし -
灌水 水かけ 表土が乾きかけたら 各自頻度設定
腰水 浸け置き不可 -
葉水 好む 夕方
置場 午前日照午後日陰、通風好む -
肥料 中量 5~7月、9月
害虫・殺虫 特になし 毎月、5月末と7月末の産卵、孵化時2週連続
2種類を交互に
病気・殺菌 ガンシュ病他 同上
ベンレード他2種類を交互
交配 経験なし -
増殖 実生 可能、但し経験なし 採取時又は春
挿し木 古枝し ※推奨事項 3月、6月
根伏せ 実施するも成功経験なし 2月
取り木 環状剥離 ※推奨事項 環状剥離6月
接木 経験なし -
ツルウメモドキ ※超推奨樹種
分類 葉物類 実施時期(於:富士市)
植替 頻度 若木⇒2年  古木⇒3~4年 3月芽動き時 ※樹の固定
根切除 2/3、走根は元で 1/3、走り根
使用土 赤玉8、桐生2 赤玉8、桐生2
使用鉢 仕立鉢、 鑑賞は色物鉢
鉢サイズ 懸崖⇒樹高と同程度、株立ちその他⇒樹形に適合させて
植位置 鉢の空き寸法は流れ方向1,6、反対方向1、前後1:1
植替後 防風対策
整姿 樹寸法 懸崖⇒上下1:左右2
針金 培養中⇒アルミ線、 6月~7月
枝引き 培養中⇒アルミ線、 随時
芽掻き ピンセットで 随時
芽摘み 結実後 6月
芽切り 結実後 6月
葉刈り 可能、但し2番実不安定 6月
葉透し 混んでいる部分を 随時
葉切り 太さ調整 随時
力枝 幹、枝の太さ調整 随時
呼接ぎ 経験なし -
灌水 水かけ 表土が乾きかけたら 各自頻度設定
腰水 - -
葉水 好む 夕方
置場 日照好む、通風好む -
肥料 少量 (燐酸主体肥料を) 5~7月、9月
害虫・殺虫 油虫他 毎月、5月末と7月末の産卵、孵化時2週連続
2種類を交互に、石灰硫黄合剤
病気・殺菌 特になし 同上
2種類を交互に、石灰硫黄合剤
交配 雄花で交配(交配しないものは施肥時実落下あり) 開花時
増殖 実生 経験なし -
挿し木 古枝し 3月芽吹き時
根伏せ ※超推奨事項 2~4月
取り木 環状剥離 6月
接木 経験なし -