古枝挿し

ポイントは、芽あたり部から根が出るので芽当り増加の対策を。

唐楓、モミジ共発根し易い樹種です。
狙いの樹形をイメージし、何処から根を出すのか決め、この部分に芽あたり条件を作る。

【唐楓の挿し穂】
唐楓の挿し穂

【モミジの挿し穂】
モミジの挿し穂

ウメモドキやキンズ、クチナシ等は、木質部と木皮の間からも根が出る発根容易な樹種です。
発根が容易と云っても狙いの樹形に添った挿し穂作りをお勧めします。

【ウメモドキの挿し穂】
ウメモドキの挿し穂

【キンズの挿し穂】
キンズの挿し穂

発根率向上のポイント

  1. 芽当りのある部分を用土に接触させ発根を即す。(基本条件)
  2. 芽当りを多くして、発根確立を上げる。
  3. 挿し穂を固定する。(必須条件)
  4. 木本体等芽当りの無い部分は切除する。(枯れこみの原因)
  5. 荒風を当てない。(乾燥防止)
  6. 日に当てる。(朝日?午前中の日照で)
  7. 灌水する。
  8. 我慢する。

事前準備

  • モミジ、楓、ウメモドキ等は、前年紅葉時。
  • キンズ、クチナシ、チリメン等の温暖樹は、夜の気温平均5℃以上になってから。