6月 ウメモドキの挿し木(入梅挿し)

実施時期:葉の固まる6月上旬

1. 挿し穂を親木(元木)から切り離したところ

春から伸ばしておいた枝の中で、今後使用難の枝は切除し、Aの様に保護剤を塗付します。
ウメモドキの場合Bの様にこまかい根が出ているものは大切に扱います。尚、前年初冬追い込み(不要枝を短く切断)し、芽数を増やす作業要す。
その他は「6月 唐楓」を参照方。

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2. 挿し木部分のカット

切断部は、きれいに仕上げトップジン塗付、その上からカットパスターを押し付けます。
(写真は塗付前です)
この時、葉の数は、1枝2枚以下とし、大きな葉は、半分程度に切除します。 
尚、使用鉢サイズは、2号(6cm)です。

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3. 挿し木の固定状態

植え土に押し付け、針金で固定します。
この時Aの方向に持ち上げ、挿し穂が動くようでは、ほぼ100%枯れますし、作業時間がかかりAの方向にもと上げたとき葉がとれてしまう様では、発根率が低下します。
素早い作業又は、雨天の作業が良い様です。
管理場所は、棚下等で朝日が2~3時間当たる場所。 発根率90%以上。

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