1. 挿し穂を切り離したところ
他の樹種同様、前年の紅葉時追い込み(不必要な枝を短く切り込むこと)をかけておきます。
今年新たに出る新芽の勢力で発根を即すことがポイントの様です。
尚、芽数が多い方が様結果が得られます。
2. 挿し穂の傷口をきれいに削り木質部を薬剤処置したところ
切り離した部分を、切れるナイフで切り直し、トップジンを塗り、更にカットパスターを木質部に貼り付け腐り込み防止をします。
3. 挿し穂の固定したところ
挿し木は、通常の植え土の中心(挿し穂の切り口が接触する所)に窪みを付け小さじ1杯にミジン(1?1.5mmの土)を入れ、挿し穂を押し付けます。
押し付けた後、充分腰水(鉢ごと水の中に浸けること)をして、アルミ線又は紐で動かない様に固定します。
挿し穂を持ち上げ動く様では、根は出ず枯れてしまいます。