真柏アーカイブ

真柏資料写真

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記事は無く、写真だけしか残っていませんでしたがファイル名が日本語だったので公開しておきます。


紀州真柏取り木位置

shinpaku02.JPG

紀州真柏接木部針金賭け

shinpaku03.JPG

紀州真柏針金掛け後の保護

shinpaku04.JPG

双幹真柏

shinpaku01.JPG

3月 真柏 整姿から植替え

1月 真柏 素材の方向付け(針金かけ)の継続

1. 不要枝除去と針金かけ

3月 真柏 1.不要枝除去と針金かけ

2. 植替え角度検討

3月 真柏 2.植替え角度検討

3. 植替え

本鉢に植え替えしましたが根の切り込み不足で浅鉢に植えることが出来ませんでした。
ある程度切り込み、次回の植替えは、浅鉢に植え付けることが出来ます。
前回の植替え時(多分畑つくりから)の根の切り込み不足が致命的でした。

畑つくり等樹勢の良い樹の鉢上げこそしっかり根を切り込み、プチサイズの基本形を確保したいものです。
尚、この程度の太さでしたら挿し木も可能です。
4.真柏 本鉢上げ

1月 真柏 素材の方向付け(針金かけ)

1. 現状

今はこの様な素材が出回っていますので、プチ盆裁にもってこいですね!
このままの位置ですと樹高が高くなりますので、懐芽のある部分と、角度を考慮して構想案を立てます
1.真柏 針金かけ前

2. 構想案(角度変更)

将来、神にすべく真柏に相応しい曲付けをして伸ばした枝は、貴重であり、素材価格もそれなるでしょうがこの素材の枝は、ただ伸ばしたままですので殆んど神に使用できる枝が無いのが残念です。
その分安価ですので我慢しましょう。
矢印の部分まで埋めて置けば根が出てきますので太さ的には有利です。
2.真柏構想案

3. 作業第1ステップ

不要枝は、切除し(写真取りのため)真柏らしい幹流れのみ残しました。矢印Aは、力枝として残しました。
矢印Bは、将来切除する可能性もありますが木は、生長の過程で予想外の変化をすることがありますので残します。
切る事は、いつでも出来ますので焦らずじっくり見定めてから切除しましょう。
3.真柏 針金かけ

培養作業目安表 松柏類:真柏

真柏
分類 松柏類 実施時期(於:富士市)
植替 頻度 若木⇒2〜3年 古木⇒4〜6年 3月下旬、9月上旬
※樹の固定
※※酸性嫌う
根切除 1/2、走根は元で春植えは、根元土残す 1/2、走り根春植えは、根元土残す
使用土 赤玉10 赤玉10
使用鉢 仕立鉢 鑑賞は泥物鉢
鉢サイズ 模様木、直幹木⇒樹高と同程度、その他⇒各樹形に適合要 -
植位置 鉢の空き寸法は曲がり方向1.6:反対方向1、前後1:1 -
植替後 防風対策 -
整姿 樹寸法 模様木⇒樹高1:樹幅1.6比
文人⇒上下2:左右1
その他⇒各樹形に適合させるも黄金比、白銀比、三阿弥比参照要
-
針金 培養中⇒アルミ線可、鑑賞中⇒銅線 5〜9月
枝引き 培養中⇒アルミ、銅線可、鑑賞中⇒銅細線 随時
芽掻き 不要芽除去 随時
芽摘み 指先で 5〜9月
芽切り 指先で作業後タイセン消毒 5〜6月
葉刈り なし -
葉透し 鋏で 随時
葉切り なし -
力枝 幹、枝の太さ調製 力枝切除次年
呼接ぎ 経験なし -
ジン付 刃物工夫要 ※春のジン作りは腐り易い 9月中旬
灌水 水かけ 表土白く乾いたら 各自頻度設定
腰水 水通りの悪い鉢のみ 随時
葉水 好む 夕方
置場 日照好む、通風好む
肥料 少量 ※完成品は極少 3〜6月、9〜10月
害虫・殺虫 ダニ他 毎月、5月末と7月末の産卵、孵化時2週連続
ピラニカ、他スプラサイド他2種交互、石灰硫黄合剤
病気・殺菌 特になし 切り込み時タイセン消毒必須 同上
ラーリー他2種類交互、石灰硫黄合剤
増殖 実生 経験なし -
挿し木 古枝挿し(秋挿しは、保護春まで要但しジン強) 3月、6月、9月下旬
根伏せ 経験なし -
取り木 結束、環状剥離 ※推奨事項 環状剥離6月外し9月
接木 八房杜松接ぐも可 3月中旬