1. 現状(正面案)
枝数が多い木ですので、写真左を正面に株立ち作りも面白いと考えました。
矢印しの部分に針金を入れ鉢と幹を締め付け、木を倒します。
那須五葉松とのことですが葉性は、いまひとつと云うところですね!
私は、四国五葉の葉性が平均的に良いのではないかと思います。
2. 現状(裏面)
写真右の矢印部が4本の車枝であり太さも太いため真半分に割り、車枝と太さ対策とします。
立割した部分は開口せずトップジン塗付後元の位置にして秋まで行くと枯れる率が下がります。
注:針金を掛けたものを植え替えると枯れるリスクが増大します。
3. 針金かけ後
木を倒し、枝がより地表近くから出ている雰囲気を表現し、樹高6,5センチを確保。
針金かけと葉透かし及び引き針金を実施。(本来葉透かしは、9月ごろが良いです)
針金かけをした五葉松は春植え替えをせず、8月中旬?9月上旬に本鉢に植え替えることとします。
4. 本鉢上げ(実施09年3月24日)
2月2日針金かけを行い、1.5ヶ月程経ましたので、植替えをしました。
4月中旬又は、8月を考えていましたが盆裁の数が多くありませんので、つい手が動いてしまいました。
鉢が少し大きめですが、株立ちであり飾りは受けに使用したく、樹高9センチを狙い、鉢サイズは、狙いの樹高に合わせ8.5センチです。左右の葉張りは14センチ予定です。