1. 頂戴した多数の根
頂戴した大量の根。
ズミの古木の木肌は、剥がれ易いのですが、根の部分は、木肌が荒れたとき、亀甲状に割れ、皮が脱落し難いので楽しみです。
カイドウや、富士の小リンゴ等と同じ様に根で作ることを推奨します。
これだけの根から出来る根伏せの鉢数は、ザット300鉢。今まで捨てていたそうです。
2. 方向付け
個々に見るとプチ盆裁に最適な根です。
この様な素材を見ると、正に「樹が自分で出来、人は、その一部を手伝う」
この行為が盆裁つくりであることを実感します。
見方によっては、奇形であり、欠点とも取れますが欠点を長所に変えることが育てることであり、我が子を育てることと同様と考えますがとてもやり切れませんのでPB火の国へ送ります。
3. 植え付け
アット云う間に50鉢。3年後が楽しみです。
尚、この様な根伏せに適した根は、1.5号鉢で植替え2年、2号鉢で植替え3年後位が適しています。
植替え1年ですと根が単純な物が多いです。
黄実ズミ、赤実ズミ、カイドウ、小リンゴ等に関わる代議としては最適であり、富士ズミも力枝を付け育てますと以外と早く実がなりますのでお試し下さい。