※接伏せ(根に接木して植える作業の造語)
1. 接木前のズミの根と富士小リンゴの接ぎ穂
台木となるズミの根Aは、毛根や不要根を整理し、綺麗にカットした切り口Cには、トップジンを塗付し拭き取っておく、挿し穂Bは、台木の太さより細いものを使用。
ポイントは、双方の形成層を合わせること、挿した穂が動かないこと、台木の切り口は、全閉にすること、手早く作業のこと。
2. 接木手順
※この作業は本来写真等取らず素早く終了させること
接穂を鋭利な小刀で、台木にあわせクサビ状にし、即、唇でくわえ乾燥防止
穂木に合わせ、台木に切れ込みを入れます。
形成層を合わせ、台木の切れ込みに接穂を差込む。
3. 接木
接合部は、接ぎテープで台木が挿し穂を咥える様に縛り、挿し穂もテープで密閉。
植え付け後露出している根の部分は、写真右の様に、ポットを改良し用土を入れる。
4. 5月上旬の発芽状態
5月連休には、接ぎ穂がテープを突き破り出て来た様子です。