ツタアーカイブ

4月 ツタ(鬼ツタ、夏ツタ) 本鉢へ挿し木

1. 鬼ツタの素材

買い物帰り、民家の塀に拝巡らせた鬼ツタ。
秋の展示に使うべく挿し木を考えました。
2?3枝欲しい旨お願いすると「どうぞ、どうぞお好きなだけ」と言って頂けましたので、20分かけ広い壁から写真の素材を頂きました。

4月 ツタ 1鬼ツタの素材

2. 本鉢に挿した鬼ツタ

鬼ツタは、葉が大きいので左の鉢の様にガッチリした鉢もヒット感があります。
又、右の様に、ツタの見所である紅葉を想定して反対色である青緑色の鉢も紅葉を引き立てますのでお試し下さい。
とにかくツタ類は、活着率が高い種類ですので直接本鉢挿しが速く楽しめます。
4月 ツタ 2.本鉢に挿した鬼ツタ

3. 本鉢に挿した鬼ツタ

夏ツタも同様です。
散歩途中の塀に「オヤ!」と思える枝がありましたので早速頂戴。
口に咥え帰宅。
志水作の紅葉と反対色の緑釉鉢に挿し8日目、もう保護キャップから取り出し棚下で管理。
10日後には様子を見ながら棚上に出しても良いのではなかと思います。
遅くまで保護キャップや棚下管理しますと間延びしますので。

4月 ツタ 3.本鉢に挿した夏ツタ

夏ツタ、アメリカツタ
分類 葉物類 実施時期(於:富士市)
植替 頻度 若木⇒1年  古木⇒2~3年 3月芽吹き時
※ 樹の固定
※ 底根カット
根切除 2/3、走根は元で 2/3、走り根
使用土 赤玉8、桐生2 赤玉8、桐生2
使用鉢 仕立鉢、 鑑賞は色物鉢
鉢サイズ 模様木⇒樹高と同程度、株立ちその他⇒樹形に適合させて
植位置 鉢の空き寸法は流れ方向1,6、反対方向1、前後1:1、
植替後 防風対策
整姿 樹寸法 模様木⇒上下1:左右1,6 株立ち、懸崖⇒上下1:左右2
針金 培養中⇒アルミ線 4月~7月
枝引き 培養中⇒アルミ線、 随時
芽掻き 挟み又はピンセットで  随時
芽摘み 鋏で 随時
芽切り 鋏で 随時
葉刈り 鋏で 6月
葉透し 混んでいる部分を 随時
葉切り 不要 -
力枝 芽太りで(ツル物は総じて芽数を増やし太らせる) 随時
呼接ぎ 不要 -
灌水 水かけ 表土が乾きかけたら 各自頻度設定
腰水 浸け置き厳禁 -
葉水 好む 夕方
置場 日照好む、通風好む -
肥料 少量 5~7月、9月
害虫・殺虫 油虫他 毎月、5月末と7月末の産卵、孵化時2週連続
2種類を交互に、石灰硫黄合剤
病気・殺菌 特になし 同上
2種類を交互に、石灰硫黄合剤
交配 不要 -
増殖 実生 経験なし -
挿し木 古枝し※推奨事項 2月芽吹き時
根伏せ 経験なし -
取り木 環状剥離 6月
接木 経験なし -