1. 現状(左右二本)
荒皮マユミは、幹の部分も錦木の様になりますが年数を経ますとこれも又錦木同様脱落します。
然し、根の部分は、年数を経る毎肌荒れし、見ごたえのある盆裁が楽しめます。
特に11年以上経ますと大幅に荒れが拡大しますので根伏せで作るのが「荒皮マユミ」つくりのポイントです。
2.根の観察とバラシ
2〜3ミリの根からも発芽が得られます。
矢印の様に片方の根を切除すると立ち上がりに曲が出来ます。
3. 作業終了の様子
それぞれ、根伏せ、植替え保護した状態です。
頂戴した2本が12本に増加しました。
1. 現状
幹の太さは、4センチ程であり予定太さに達しているが枝枯れ、交差根があり、又、幹がまん丸で味わいに欠ける。
よって、矢印の不要枝は、挿し木にすることとした。
又、枝枯れは根の損傷が想定され、用土も不適合なものがしようされている。
2. 不要枝切除後
矢印部の根を切除幹に動きを付ける。
3. 底根の切除状態
底根を切れる小刀でカットし、トップジン塗付。
4. 切除した枝の挿し木
挿し木と水苔で保護。HB101+メネデール浸ける。
5. 植替え後
現状の樹高3センチ、根まわり4センチであり、想定樹高7センチとして、内径6センチ、外径7センチの鉢を選定。
花は、赤とのことでしたのでもう少し緑に近いものが反対色ですので良いですね!
植え位置は右=1、左=1.6の黄金比です。
用土飛散防止のネットは、用土が団粒構造になったら取り除きます。